WordPressのインストール
WordPressを専用フォルダにインストールする
専用フォルダにインストールする理由
サイトアドレス直下にファイルを広げると、ごちゃごちゃするから。
- 専用フォルダは
wpとかwordpressとか推測されやすいものは避ける。sysも大概だけどね。
| WordPress アドレス | https://example.com/sys |
|---|---|
| サイトアドレス | https://example.com/sys |
サイトアドレスを変更する
一般設定でサイトアドレスを変更します。
| WordPress アドレス | https://example.com/sys |
|---|---|
| サイトアドレス | https://example.com |
これだけだと、サイトはエラーだし、記事も固定ページも編集できない状態です。
FTPソフトでファイルをダウンロードする
FTPソフトで、専用フォルダ直下の.htaccessとindex.phpをダウンロードします。
ダウンロードしたindex.phpを修正する
変更前
<?php
/**
* Front to the WordPress application. This file doesn't do anything, but loads
* wp-blog-header.php which does and tells WordPress to load the theme.
*
* @package WordPress
*/
/**
* Tells WordPress to load the WordPress theme and output it.
*
* @var bool
*/
define( 'WP_USE_THEMES', true );
/** Loads the WordPress Environment and Template */
require __DIR__ . '/wp-blog-header.php';
変更後
<?php
/**
* Front to the WordPress application. This file doesn't do anything, but loads
* wp-blog-header.php which does and tells WordPress to load the theme.
*
* @package WordPress
*/
/**
* Tells WordPress to load the WordPress theme and output it.
*
* @var bool
*/
define( 'WP_USE_THEMES', true );
/** Loads the WordPress Environment and Template */
require __DIR__ . '/sys/wp-blog-header.php';
サイトアドレスの階層にアップロード
修正したindex.phpと何もしていない.htaccessをサイトアドレスで指定した階層にUPします。
.htaccessはいじらなくていいのよ。
.htaccess(コピーしてそのままUP)index.php(コピーして修正してUP)sys(専用フォルダ).htaccess(原本:そのまま)index.php(原本:そのまま)
.htaccessの上書きに注意
- 既に
.htaccessが存在している場合、上書きはNG! - 既存
.htaccessに、今回ダウンロードした中身を追記してUPしよう! .htaccessは最後の行は空白に!.htaccessの修正は文字コードに気をつける。UTF-8のまま!メモ帳はダメ絶対。Terapadとか使おう。
設定状態を確認する
- サイトアドレスでアクセスした時にきちんとトップページが見えているか?
- 固定ページ一覧から適当なページ(サンプルページとか)を編集すると更新できるか?
環境によっては諦める
環境によっては専用フォルダで運用できないので、ここでエラーが出たら素直にサイトアドレス直下にファイルをぶちまけよう。
SWELLテーマをインストールする
最新のSWELLテーマを用意する
SWELLアカウントでSWELL公式ページのマイページから最新版をダウンロードしてこよう。
PHPのバージョンチェック
SWELL最新版を使いたいけど、PHPのバージョンはチェックした?意外と最新版が必要だから、気をつけて。必要な環境はSWELL公式ホームページでチェック。
ダウンロードしたら、管理画面のテーマからインストールします。※有効化はしない。
子テーマを用意する
SWELLのような配布テーマを使う場合は、必ず子テーマを用意して、それを有効化・カスタマイズするようにします。親テーマ(今回の場合SWELL)は、絶対にいじらない!!!
色々とカスタマイズした子テーマを用意してあるから、それをインストールして有効化する。
プラグインをインストールする
何かと便利なプラグインがあるので、インストールします。
| Adminimize | 必須 | 管理画面の色々なものを権限ごとに隠すことができる。 |
|---|---|---|
| Imsanity | 必須 | クライアントが大きすぎる画像をアップロードするのを防ぐ。指定したサイズにリサイズしてくれる。 |
| SEO SIMPLE PACK | 必須 | All in one SEOが複雑すぎる、って場合は有効。各ページのタイトルを自由に編集できるようになり、さらにキーワードやデスクリプションも各々設定できるようになる。 |
| SiteGuard WP Plugin | 必須 | 管理画面のURLを変更したり、ログイン画面にひらがな画像認証を追加できる。 |
| WP Multibyte Patch | 必須 | 昔はデフォルトで入ってたのになぁ。必須じゃないのかなぁ。でも一応入れる。 |
| Enable Media Replace | 必須 | メディアファイル上で既存画像を新規画像で差し替えてくれる。 |
| All-in-One WP Migration | 任意 | テスト環境から本番環境に引越しする際に必須。 |
| Yoast Duplicate Post | 任意 | 固定ページ・記事の複製ができる。さらに公開中の固定ページ・記事を複製して修正し(修正中は下書き保存)、編集が終わったら公開中のページと差し替える、なんてこともできる。 |
| Admin Columns | 任意 | 記事一覧・固定ページ一覧の表示項目を自由に変更できる。 |
| MW WP Form | 任意 | お問い合わせフォームプラグインは数あれど、確認画面を標準装備しているプラグインはなかなかない。ただ、開発終了となってしまったらしく、代替プラグインを探さないと。 |
| Snow Monkey Forms | 任意 | MW WP Formの後継プラグイン。確認画面が装備されている。Gutenbergブロックで入力項目を追加するタイプ。選択肢であろうとチェックボックスであろうと、validationが全て「入力してください」なのが玉に瑕。 |
| All-in-One WP Migration Unlimited Extension | 任意 | All-in-One WP Migrationで規定以上のファイルサイズをインポートする場合に必要な有料(サブスク)プラグイン。買ってあるからそれを使ってね。 |
| Big File Uploads | 任意 | サーバーによって初期アップロードサイズの指定が低いので、それを簡単に変更できるプラグイン。 |
| Broken Link Checker | 任意 | デッドリンクを教えてくれる。ページ数が多いサイトや、テスト環境からの引越し時に入れてチェックすると便利。 |
| VK Link Target Controller | 任意 | 記事タイトルクリックで、直接外部リンク・ファイルに飛ばせる。リンクだけ・ファイルだけの記事を作りたい時に便利。クライアントからのニーズあり。 |
| XML Sitemap Generator for Google | 任意 | サイトマップ自動作成。SEO案件は必須。 |
| Search Regex | 任意 | 管理画面内で正規表現による検索を行いたい時に。 ※ 一括置換もできるけど一括は危ない。 |